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2011年9月17日 (土)

不信感

2010年1月4日(月)
仕事初め・・・
夫はレオパレスから歩いて会社へ行った。

寒くなってきて体にキツイだろうから
車で送ると言ってみたが、やはり
「無理になったら頼むからhappy01
と、笑っていた。

「もう、じゅうぶん無理だろうsweat01
と、思ったが
様子をみるしかできなかった。

この日は、いつもの鍼治療に行った。
むくんでいた足が少し楽になった・・・
と言って喜んで帰ってきた。

でも、年末から足のむくみはひどく
以前のように鍼をしたからといって
劇的に変わる事はないようだった。

この頃には、夫は自分の体が
どんどん悪い方向へ向かっている事に
あせりを感じているようだった。

声に力がなくなり
かすれたような小さな声で
ゆっくりと話すようになった。

そんな夫の話し方は
なかなか大人になりきれない私が
子供達の事でいっぱいいっぱいになって
子供達と対等に言い合っている時など
間に入って妙に説得力があった。

子供と言っても、相手は3人とも大人だ。
夫の事だけでせいいっぱいになっている私に
何か困ったことがあると連絡してきて
そのたびに私がイライラする事も多かった。

夫の母がいた頃は家の事や子供達の事は
なるべくかかわらないように逃げていた夫も
会社で役職につき部下の言い分を聞き
私の知らないような一面を持っていた。

そんな夫の一面を見たのは夫の母がなくなり
ようやく私の傍にいてくれるようになってからだった。
なんだか4歳しか違わない夫が
すごく大人に見えた。

自己嫌悪に陥ってもみたが
考えてみれば、私が大人になりきれないから
夫が病気であっても
毎日夫を笑わせて来られたのかもしれない。

そんな事をぼんやりと考えながら
夫と子供達のやりとりをみていた。

これから先、この人がいなくなったら
許容範囲の狭い私一人で
やっていけるのだろうか?
と、心配にもなってみた。

夫は、この頃になって
ようやく、かかっている医師に対して
不信感を持ち始めた。

私としては、以前から夫にセカンドオピニオンを勧め
納得がいかないと医師に質問したり
くってかかったりしていて
とっくに不信感の塊になっていたのに
今更かい?と言う残念な思いだった。

夫の友達の母親が末期のガンで
病院から見捨てられたのに
その病院から勧められて
緩和ケアもある病院に行った話を聞いてきた。

その方は、抗ガン剤の治療をして
今は畑とかもしながら
5年以上も生きている
と言う事だった。

その話は以前にも夫から聞いていた。
当時、そこへ行ってみよう・・・と誘ったが
夫は今の医師に悪いから・・・と言って
結局重い腰を上げなかった。

そして、この時も
その医師にかかってみたいと言ったが
やはり、一歩が踏み出せなかった。

今の医師の反応も恐かった。
そして行きたい病院の医師が
快く診てくれるだろうか?
それも心配だった。

その病院は県内とはいえ今の病院よりも遠かった。
そこで、快く診てもらえなかった場合
戻ってきたら今の医師は再び診てくれるだろうか?
夫は、心にも重い負担をかけ始めた。

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ガン・・・闘病記」カテゴリの記事

コメント

うちの 父親も 亡くなる 2ヶ月前から 声が かすれた 感じに なってましたよdown 本人は 気づいていたかは わかりませんがsweat02 セカンド オピニオンも 勇気 いりますよねdown 父親も Y先生に セカンド オピニオンしましたが 今 診てもらって いる 医師に 画像やら 諸々 もらってから 伺うわけですからねsweat02 でも 病院って セカンド オピニオンを ご存じですか って 大きなポスターが 貼ってありますしねdown 後ろめたさ感じましたが ある意味 患者が 病院 医師を 選ぶ時代ですし 余命半年 って 言葉も 違う 治療で 延びる 可能性も ありますもんねpaper 勇気必要でしたが 父親の 為 他県ですが 行きました でも 結果 腹膜播種は やはり 難しいんで しょうねdown きっと 胃ガン 腹膜播種なら 温熱療法は 可能で しょうが 父親みたいに 転移が あちこちに あったら 不可能です でも いつもの かかりつけ病院も Y先生も 転移が ある事は 言われ 無かったのでsweat02sweat02sweat02 だからこそ 亡くなって 全てを 裏切られた 気分です

投稿: まーめど | 2011年9月24日 (土) 21時31分

heartまーめどさん
セカンドオピニオンって
なんだかんだ言っても患者が言い出すのは
勇気がいりますよね。
大きなポスターが貼ってあっても
なんだか、たてまえだけのような気がして・・・
どうしても患者のほうが立場が弱い感じになってしまうから
医師の機嫌を損ねないように・・・とか
余計な神経を使ってしまいます。
医師に言わせれば、腹膜播種は手立てがないのだから
と言う事で、なにげにこちらの側から見ると
冷たいと言うか、見捨てられたと言うか
そんな態度に見えていまうのでしょうけど
患者や家族は最後まで奇跡を信じてる訳ですからね・・・

投稿: ステッピー | 2011年10月10日 (月) 21時47分

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