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2012年8月 5日 (日)

時はいつの日にも親切な友達

夫が亡くなってから
2年と半年が過ぎた。
そして、今日は夫の誕生日。

今でも毎月2日の月の命日の
夫が亡くなった午前7時22分には
スマートホンのアラームが鳴るbell

曲名はスターダスト・レビューの
『木蘭の涙』

逢いたくて 逢いたくて
この胸のささやきが
あなたを探している
あなたを呼んでいる

やがて 時はゆき過ぎ 
幾度目かの春の日
あなたは眠る様に 
空へと旅立った

いつまでも いつまでも
側にいると 言ってた
あなたは嘘つきだね
わたしを 置き去りに


昔、この歌を聴いた時は
恋の歌だとばかり思っていた。
恋人を慕って歌っているのだと
すっかり勘違いしていた。

本当に夫も嘘つきだ。
プロポーズの時に
「苦労はさせると思うけど
必ず幸せにするから」

・・・って、おいpunch

夫がいた30年間の自宅での生活は
25年間の夫の母との同居生活であり
夫の姉妹に悩まされる日々でもあり
自分に合わない土地での苦しいものだった。

それに比べたら
今の生活のほうが平和で
そして、精神的にも
はるかに安定していられる。

自宅で暮らしている時に
あんなにも悪かった体調は
結婚前に戻ったように
何でもなくなってしまった。

夫がいたら、自宅での生活をし
夫の姉妹とも今の状況以上に
なにかにつけて関わらなくてはならなかった。

夫は、自分が亡くなる事によって
私を幸せにしたつもりなのだろうか?
最近になって
ふと、そんな事を思ったりもする。

夫は、何のために生まれてきて
何のために私と結婚したのだろう?

なんだか、長男として生まれ
不便な場所にある家のために時間を費やし
姉妹が好き勝手な事をしている間にも
母親に振り回されて翻弄されてきた夫が不憫だった。

松任谷由実の
『12月の雨』

今にもあなたが
白い息をはき
通りをわたって
この部屋に来る気がして

もうすぐ来るクリスマス
想い出の日には
また会おうと云った
もう会えないくせに

今でもうしろを
ふとふり返れば
あなたが笑って
立ってるような気がして

時はいつの日にも
親切な友達
過ぎてゆく昨日を
物語にかえる


本当に「時は親切な友達」だ。
あんなにいろいろな思いを抱えて
泣きながら過ごしていたのに
少しづつ夫のいない生活が
普通の生活になってしまった。

夫は
「いつか旅行に行こうhappy01
そんな事を言っていながら
二人で旅行に行ったのは

亡くなる2ヶ月前に友達と一緒に
車で1時間ほどのところへ泊まりに行ったのが
最初で最後だった。

いつか・・・なんて言ってて
「もう会えないくせにthink
と、振り返ると
遺影が仏壇の横で笑っている。

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コメント

木蓮の花は私もよく知っています。この歌を聴くと悲しいけれど、ちょっと腹も立ちます。
そうね、お互いの旦那様は奥さんを幸せにしてあげようと逝ったのかもしれません。私は12年間の闘病の後息を引き取った主人を前にして、悲しみと共にやっと終わったんだという気持ちもありました。今は時間をいただいたような気がします。

投稿: ミッフィー | 2012年8月 5日 (日) 18時33分

記事を読んで泣けてきました。
父が亡くなって一ヶ月ちょっと。まだまだ笑顔の遺影を見るのがつらいです。会社で仕事をしていても涙が出てくるので困ります。
ステッピーさんの「時が悲しみを薄めてくれる」という言葉を信じて、今は耐える時ですね。
ユーミンの歌、聴きたくなりました。

投稿: はこ | 2012年8月 5日 (日) 20時39分

heartミッフィーさん
そうですね・・・
ご主人にしてみたら、自分の病気のために
愛するミッフィーさんが苦労しているのを見るのは
何よりも辛かったんじゃないかと思います。
ウチの夫からしてみたら
私を自分の姉妹や自宅から遠ざけるために
亡くなってしまったんじゃないか?
って、思う事もあります。
結局、そういう環境にならない限り
私は幸せとは縁のない生活を
しなくちゃならなかったような気もしますしねweep


heartはこさん
遺影は、どうしても良い顔をしているものを選びますから
最後がどんな姿であっても遺影はにこやかだったりしますよね。
そんな遺影を見て
「私に全部押しつけて、一人で勝手に死んじゃって
ずるいんだからpout
と、思う事もありますし
「なんで、一人で笑ってるのさcrying
と悲しくなる事もあります。
でも、時が過ぎる事によって、随分違ってきます。
悲しいけど、だんだん遠い記憶になって行くんです。

投稿: ステッピー | 2012年8月 9日 (木) 20時45分

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