« 悲しみを乗り越えるための提案 | トップページ | 願い »

2012年8月26日 (日)

人間は忘れる動物

いろいろな人のブログを読んできて・・・
本人が書いていた闘病記は
当たり前だが
亡くなる少し前から途切れていた。

家族が、そのあと
読者に挨拶の文を
掲載していたブログもあった。

家族の闘病記を書いていて
途中で辞めてしまわれた方もいた。
本当に苦しくて辛かったのだと思う。

家族の闘病記で
亡くなられたとたんに
途絶えてしたまったブログもあった。

私も平成22年2月2日に夫を亡くし
しばらくはブログから遠ざかっていた。

夫がガンになった時
夫の病気の症状に悩まされ
不安にかられ
人のブログを読みあさり

その方の病気の状況が
いろいろな方向へ進んだりもする中
夫の症状の手がかりにもなり
とても助けられてきた。

夫の病気に良い道は
用意されていなかったけれど

腹膜播種で苦しんでいる人達に
私達が経験してきた事の中で
何かしら誰かの役に立てる事があったら

夫がしてきてしまった失敗や
最初の病院にいつまでもしがみついてしまった
そんな勇気のなさを綴る事で
誰かが一歩を踏み出す背中を押すことができたら

そして、大切な方を亡くしてしまった人が
「一人ぼっちじゃない
他にも同じ思いをしている人がいるんだ」
と、気持ちを分かち合う事ができたら

そんな、いろいろな思いから
その年の6月3日にブログを再開し
2年以上にわたって闘病記から
夫の旅立ちの事、葬儀、そのあとの事を
ブログに綴ってきた。

本当は闘病記までにしようと思ったのだが
自分でも、夫が亡くなったあとの手続きや
しなければならなかった事
うっかり忘れてしまったりした事

そんな事を調べるのにも
やはり他の方のブログのお世話になったので
亡くなったあとの事もたくさん書いてきた。

でも、衝撃的な事もたくさんあったのに
案外いろいろ忘れて行くんですね。

ブログは、私の予定表と
夫の会社の手帳
夫が病状を書き綴ったメモ
夫の携帯電話
それを合わせて書いてきました。

忘れたいのだけれど
忘れたくない・・・
そんな事もたくさんあって。

でも、このブログに全て綴ったから
もう私は忘れてしまっても良いんです。
思い出したい時には
自分のブログを読めば良いんですから・・・

誰かの言葉にありました。

人間は忘れっぽいというよりも
人間は忘れる動物なのだ。

人間が生きるという人生の上で
記憶しておきたいことばかりではない。

辛いこと、悲しいことの記憶を
そのまま覚えているとしたら
どんな強い心を持っている人だって
明日を生きるための一歩を踏み出す事が
いつまでもつらい。

そんな事が書いてありました。
多分、辛すぎたり悲しすぎたりした時に
心が壊れてしまわないように
神様は、人間を忘れる動物にしたんでしょうね。

心がなければ
忘れる必要もないのかもしれません。

ブログランキングに参加しています!
クリックしてくれたら嬉しいなぁ・・・heart01

↓↓↓
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村

|

« 悲しみを乗り越えるための提案 | トップページ | 願い »

思っている事・自分」カテゴリの記事

コメント

ありがとうございます。

いつも思っていたのですが、今日、久し振りにステッピーさんのブログを読んで、感謝の気持ちを伝えたくなりました。
一昨年からブログ読ませて頂いておりますが、初めてコメントします。

私は昨年、大腸癌から腹膜播種の再発で、夫を亡くしました。
再発した時にステッピーさんのブログに辿りつき、どれだけ参考にさせて頂いたか・・・
闘病中はステッピーさんのブログに沢山支えてもらいました。
そして今、この誰かの言葉「人間は忘れる動物」に救われた気がします。
本当にありがとうございます。

投稿: wakame | 2012年8月28日 (火) 23時18分

heartwakameさん
訪問&コメントありがとうございます。
ずっと読んでくれていたんですね・・・
ご主人亡くされたんですかsweat02
ここに来てくださる人の中には
やはりご主人を亡くされた方がとても多いです。
大変でしたね。
闘病中は本当に辛くて悲しいんですけど
亡くなったあとは又違う事で大変な思いをしたり
孤独が襲ってきたり・・・
でも、私達は、それでも残りの人生を生きていかなくてはならないんです。
だから、辛い事はなるべく忘れて
良い想い出だけを胸にしまって
これからの残りの人生を亡くなった人の分まで
精一杯生きていきましょうねhappy01

投稿: ステッピー | 2012年9月 9日 (日) 10時58分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1048489/46888558

この記事へのトラックバック一覧です: 人間は忘れる動物:

« 悲しみを乗り越えるための提案 | トップページ | 願い »